個人開発

広告代理店の人間が、個人開発でスマホアプリを作ってみた

更新

私は広告代理店に勤めており、主に分析のためのデータ基盤構築や、計測設計・実装の支援、その他にも顧客の課題に応じた技術的な支援をしています。

これまでウェブを中心に仕事をしてきたこともあり、ウェブに関する相談であれば、それなりに技術的な話まで踏み込んで考えることができます。

一方で、アプリとなると話が変わります。

私の勤めている会社にはウェブに強い人間は多いものの、アプリに詳しい人間はそれほど多くいません。

そのため、「アプリの計測を改善できないか」「UI/UXを改善できないか」といった話が出てきても、具体的な検証まで進まず、なんとなく話が流れてしまうことがあります。

もちろん、検証用の簡易的なアプリを作ったことはありました。

しかし、普段の業務をこなしながらアプリ開発まで継続して学ぶのはなかなか難しい。アプリの開発環境や周辺技術もどんどん変わっていくので、追いついていくだけでも精一杯です。
(Android StudioやXCodeなど、プロジェクトを作って放置になったものが多数…)

そんな中、育児休暇を取得する機会がありました。
もちろん、家事と育児が最優先ですし、まとまった時間ができたわけではありません。

子どもが寝ている間などの細切れの時間を使って、少しずつアプリ開発について調べたり、実際に手を動かしたりするようになりました。

そこで改めて感じたのが、

「アプリ広告やアプリの計測についての提案をするのなら、せめて自分でアプリを作って、計測まで実装できるくらいにはなっておきたい」

ということでした。

私の開発環境はWindowsです。
しかも、普段使っているスマートフォンはiPhone。
アプリ開発をする環境としては、決して恵まれているとは言えません。

それでも、今はクラウド上でiOSアプリをビルドできるサービスがあります。
そして何より、FlutterやAIによる開発支援の進化も大きい。

以前なら「ちょっと試してみよう」と思っても環境構築だけで終わっていたようなことが、今では調べながら実際にアプリとして形にできるようになっています。

そうして作ったのが、現在公開しているアプリです。

仕事の延長線上で始めた個人開発ではありますが、もともと私はモノづくりが好きです。仕事の延長で始めたことが、いつの間にか趣味になっているようなところもあります。

実際に自分でアプリを作り、計測の設計・実装をし、ストアに公開する。
機能面、UI/UXの観点でどのような改善アプローチがあるのか。

そこまで自分で経験してみることで、これまでとは違った視点から顧客の課題の改善提案が出来るのではないかと思っています。

もちろん、単純に自分でコードを書いて何かを作ること自体が楽しい、というのもありますけども。
このブログでは、そんな個人開発の過程を残していこうと思っています。

アプリ開発の日記や技術的な備忘録、FlutterやFirebaseなどの技術について書くこともあれば、データ基盤構築やGAなど、普段の仕事で扱っているテーマについて書くこともあります。

「専門家が正解を教える技術ブログ」というより、自分で手を動かして、試して、失敗して、分かったことを残していくブログにしていく予定です。

仕事での経験と個人開発を行き来しながら、興味を持ったことを自分なりに掘り下げ、試して、分かったことを記事に出来たらと思っています。